Born 1959 in Meppen, Germany

アンドレアス・スロミンスキーは、1980年代後半より「罠」をテーマとした作品を一貫して作り続けている。スロミンスキーの「罠」はまずごくシンプルな形で登場する。ネズミ取りや、小鳥、カラス、ハムスター、イタチ、さらには、狐やイノシシの捕獲器。これらの罠のほとんどは作家が入念に創作したものや藪の生い茂る森林にカモフラージュされ、来るべき獲物を待ち構えるものだ。しかし、スロミンスキーの「罠」は美術館やギャラリーに配置されることで、その機能や持つべき背景を奪われる。「自然」や「獲物」が消去され、本来のコンテクストを失った「罠」は一つの物質としてそこに存在する。しかし、見る者は真っ白な壁に囲まれた「罠」から「自然」の中で捕獲される「獲物」の危機的な状況に緊張し、むしろ鮮明に罠本来のコンテクストを見る。(GLOBAL NEW ART TAGUCHI  ART COLLECTION #01」2010, 美術出版社, pg 302より)

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