Born 1965 in Niigata, Japan
Lives and works in Kanagawa, Japan

会田誠は、1965年新潟市で生まれ、1991年に東京藝術大学大学院美術研究科(油画技法材料研究室)を修了後、レントゲン藝術研究所で開催された「フォーチューンズ」で本格的な活動を始め、アーティストグループ『昭和40年会』に参加、2001年に、同じく現代美術家の岡田裕子と谷中墓地で結婚式を挙げ、2012年12月に森美術館で個展「会田誠展:天才でごめんなさい」開催している。会田は、画家としてだけでなく、立体や映像作品にも取り組み、漫画や小説なども発表して、常にセンセーションを巻き起こす題材を扱っている。
会田の扱う題材には、現代日本社会を反映したものが多く、その中で「サラリーマン」を描く作品も存在する。和製英語で用いられるようになった「サラリーマン」に対して、日本の高度経済成長の象徴として取り入れられた西洋文明の普及と規範化と捉え、違和感を抱いているようである。本作《灰色の山》にも、会田自身は着る必要のない背広を着た、おびただしい数のサラリーマンが、砂粒のように降り積もって横たわり、巨大な山をなしている。本作以前にも、《一人デモマシーン》(2002年)や《一人デモマシーン(サラリーマン反対)》(2003年)といった街頭でのサラリーマン批判のパフォーマンス、あるいは「みんなといっしょ」シリーズ(2002年~)の《背広人間撲滅作戦》(2003年)、《東京おみあげ〈東京名物・リーマンのげろクッキー〉》(2005年)などがある。(岐阜県美術館 学芸員 西山恒彦、Gifu)

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