Born 1967 in Copenhagen, Denmark
Lives and works in Copenhagen, Denmark and Berlin, Germany

オラファー・エリアソンは1967 年デンマーク、コペンハーゲンに生まれ、王立デンマーク芸術アカデミーを卒業、現在ベルリンとコペンハーゲンを拠点に活動している。彼は、1995 年ヴェネチア・ビエンナーレに参加して以来、世界的な国際展に招待される一方、欧米の主要な美術館で個展を開催するなど活躍が続く。作品の設営場所に応じたサイト・スペシフィックな作品が多く、自然界における様々な現象―光、影、色、霧、風、波などを作品に取り込むような大規模プロジェクトを行うことで、鑑賞者の感覚へと直接に働きかけるものとなる。たとえば2003年にロンドンのテート・モダンで行われた個展では、会場のタービン・ホールの壁の上方に半円形のオレンジ色の照明でできた巨大な沈まない太陽を掲げ、その場所に加湿器を設置して霧を発生させる作品を発表した。タービン・ホールの天井には一面に鏡が張られ、半円形の照明は天井に反射して円形に輝き、鑑賞者たちは強力なオレンジ色の光の中で、天井に映る小さな黒い影として自分たちを見ることとなり、作品に取り込まれる自身の姿を見た。
今回展示されている作品は、4体の太陽光調理器を組み合わせたもので、椀状になったステンレスに電球が組み合わされ、偏光フィルターが施されている。作品は、展示室の床に置くことのできる簡易なものだが、それ自体で太陽のように空間へと強烈な光を放っている。(岐阜県美術館 学芸員 西山恒彦、Gifu)

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