Born 1965 in St. Louis, MO, USA
Lives and works in Massachusetts

トム・フリードマンは1965年ミズーリ州セントルイスに生まれ、セントルイスにあるワシントン大学でグラフィック、イラストレーションを学び、1988年に卒業、1990年には彫刻を学んだ、シカゴにあるイリノイ大学を修了している。現在はマサチューセッツ州を拠点に制作活動を行っている。
彼の作品は、日常のありふれたモノを、組み合わせて制作しており、風船ガム、トイレットペーパー、つまようじ、ストローなどを、美しい作品に変身させる。
彼はかつて自身にとってのアートを説明するために、物理学者デヴィッド・ボームの言葉を引用している。「今日の物理法則によれば、ふらふらしていれば、飛んでいられるはずがないというだけだ。ハチの体をふらつかせているのと比べれば、羽の形とそれを動かす速度、その大きさなど意味はない。それは、奇跡であり、滑稽である、無視の出来ないものなのだ。」フリードマンには、そこにこそアートがあり、リアリティがあり、コミカルなものがあり、奇跡があると考える。彼の日用品を使った作品は、誰にでも親しみやすく、簡単なユーモアのレベルを、入り口として開いておきながら、アートと物それ自体との現象についての深い次元での対話へと誘い、シンプルなユーモアと美を作品から感じさせてくれる。本作のように大量のストローをつなげて、まとめているだけで、実際の日用品としての存在感を残しながら、白いオブジェが持つ美が放たれているようにも見える。(岐阜県美術館 学芸員 西山恒彦、Gifu)

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