【東京開催】 トークイベント×哲学対話 | 企画展「どうやってこの世界に生まれてきたの?」(弘前れんが倉庫美術館)関連プログラム

東京での関連プログラムとしまして、京橋に今秋オープンする TODA BUILDINGにて、弘前れんが倉庫美術館館長である木村 絵理子 氏、そして哲学研究者 永井 玲衣 氏をお招きしての哲学対話を含めたトークイベントを開催いたします。

「どうやってこの世界に生まれてきたの?」という哲学的問いを投げかける同展覧会は、争いや分断が絶えない世界で、旅をして意見の異なる他者と出会い対話をしていくように、世界各地のアーティストの作品と出会うことを通じて、分断の溝を埋め、生きることと幸せについて考えようとする展覧会です。東京での本イベントでは、この大きな問いを受け取りつつ、他者と対話をしながら、展覧会の主題についてじっくり考え合える場としております。

第一部[ トークイベント ]
木村 絵理子(弘前れんが倉庫美術館館長)× 田口 美和(タグチアートコレクション共同代表

日 時:2024年11月8日(金)19:00 ~ 20:00(※受付18:45〜)
場 所:TODA BUILDING / 3F APK ROOM
参加費:無料(予約不要)
※ 人数により、立ち見となる可能性もございます。
※ 一部のみの参加も可能です。

第二部 [ 哲学対話 ]
永井 玲衣(哲学研究者
トークイベント後に引き続き、生きることや幸せなど、展覧会のコンセプトを主軸とした哲学対話を行います。

日 時:2024年11月8日(金)20:00 ~ 21:30(※受付 18:45〜)
※ 19:00〜 のトーク内容を踏まえた上での哲学対話の場となります。哲学対話にお申込みの方はトークを聴講してからご参加ください。なお、哲学対話にお申し込みされた方にはトークイベントのお席を予約席にてご用意させて頂きます。
場 所:TODA BUILDING / 3F APK ROOM
参加費:2000円(要予約)
定 員:30名(高校生以上)
申 込:peatix より(https://peatix.com/event/4140048

会場協力:戸田建設株式会社
主催:タグチアートコレクション(一般社団法人アーツプラス現代芸術研究所)

企画展ページ「どうやってこの世界に生まれてきたの?」
弘前れんが倉庫美術館

※ 当イベントの お問い合わせにつきましては下記メールよりお問い合わせくださいませ。
artsplus.office@gmail.com


哲学研究者 永井 玲衣
人びとと考えあう場である哲学対話をひらく。政治や社会について語り出してみる「おずおずダイアログ」、せんそうについて表現を通して対話する写真家・八木咲とのユニット「せんそうってプロジェクト」、Gotch主催のムーブメントD2021などでも活動。著書に『水中の哲学者たち』(晶文社)『世界の適切な保存』(講談社)。第17回「わたくし、つまりNobody賞」受賞。詩と植物園と念入りな散歩が好き。

弘前れんが倉庫美術館館長 木村 絵理子
2023年より同館副館長兼学芸統括を務め、2024年より現職。2000年より横浜美術館に勤務、2012年より2023年まで主任学芸員。2005~2023年まで横浜トリエンナーレのキュレトリアル・チームに携わり、2020年の第7回展では企画統括を務めた。主な展覧会企画に「蜷川実花展 with EiM:儚くも煌めく境界 Where Humanity Meets Nature」(2024年、弘前れんが倉庫美術館)、オンライン展覧会「距離をめぐる11の物語:日本の現代美術」展(2021年、主催:国際交流基金)。横浜美術館での主な展覧会企画に、「昭和の肖像:写真でたどる『昭和』の人と歴史」展(2017-2019年、群馬とカナダへ巡回)、 「奈良美智:君や僕にちょっと似ている」展(2012-13年、青森と熊本へ巡回) など。多摩美術大学・金沢美術工芸大学客員教授、美術評論家連盟会員。

タグチアートコレクション共同代表 田口 美和
ミスミグループ創業者である父・田口弘が始めた現代アートコレクションを引継ぎ運営実務を担う。国内外の展覧会、芸術祭、アートフェア等を多数訪問し、コレクションの拡充につとめるとともに、日本各地の美術館の要請に応じてコレクション展を開催し作品の公開に努めている。2020年8月タグチ現代芸術基金を設立、小中学校へのデリバリー展覧会等コレクションの公益性をより高める活動を開始。現在、サン・パウロ ビエンナーレインターナショナルアドバイザリーボードメンバー、アートプラットフォーム“South South”アンバサダー、として活動中。


会場のご案内

TODA BUILDINGとは

TODA BUILDINGのコンセプトは「人と街をつなぐ」。
東京・京橋に拠点を構えて120年余りの戸田建設の本社建替えを含む大規模開発プロジェクト。TODA BUILDINGの上層部は戸田建設とテナントのオフィスフロアで構成し、低層部は、ミュージアム・ホール・ギャラリー・カフェで構成される芸術文化の複合施設です。
江戸期よりものづくりの文化が育まれ、今も多くの芸術資産が息づく京橋の地に、アートとビジネスが交錯する場所を創出します。
https://www.todabuilding.com

■ アクセス
JR各線「東京駅」八重洲中央口 より徒歩7分
東京メトロ銀座線・東西線、都営浅草線「日本橋駅」B1出口 より徒歩5分
東京メトロ銀座線「京橋駅」6番出口 より徒歩3分

ART POWER KYOBASHIとは

戸田建設ではTODA BUILDINGを拠点にART POWER KYOBASHI をコンセプトとしたアート事業を始動します。アーティストやキュレーターなど芸術文化の領域で活動する新進のクリエイターが集い、創作・発表し、評価を受けて自立成長していく仕組みを各種プログラムの実践を通して構築・支援します。1階エントランスロビーや広場などの共用空間でパブリックアートを展示するほか、3階のAPK ROOMを活動拠点としてラーニングプログラムを展開するなど、さまざまな取り組みを実施していきます。
https://apk.todabuilding.com