Julian Opie | ジュリアン・オピー

1958年イギリス、ロンドン生まれ
現在ロンドンを拠点に活動

ジュリアン・オピーは、1958年ロンドンに生まれ、1983年ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジを卒業、そこでマイケル・クレッグ=マーティンに師事する。卒業後、イギリスを代表する彫刻家たちを多く抱えるリッソン・ギャラリーで、キース・ヘリングらとともに作品が展示され、その後数年の内に、ヨーロッパの主要な美術館やギャラリーに出品するようになる。
彼の作品は、単純化された線、記号化された表現言語の組み合わせによる平面的な人物像の表現が多く、粒のような目をした人物のポートレートや、円だけで表された頭をもつ全身像で有名である。しかし、そのような単純な形の組み合わせによって、人物の動きを表現することは、簡単なことではない。本作のように、単純な形の組み合わせで、それが横向きになっている人間に見えても、何をしているかを伝えるのはむずかしい。背景や水着はもちろんだが、単純化されている中にも動きを表す形と、それぞれのバランスで作品が出来ている。彼の作品の中には、全身像だけでなく、一色の線で、全体の姿勢や動きを表現した作品があり、こうした確かな線の実験によって、作品が生まれている。
彼の制作は絵画だけでなく、キャリアの初めから行われていた彫刻や、アルバムジャケットデザイン、あるいは浮世絵の構図や色彩感覚を生かしたコンピューターやLEDによる動画作品、パブリック・アートなど多岐にわたり、すべてオピーの特徴を持っている。(岐阜県美術館 学芸員 西山恒彦)

Julian Opie
Lisson Gallery

赤いショールを纏ったマリア・テレーザ

Julian Opie | ジュリアン・オピー

シャヌーザ 1-5

Julian Opie | ジュリアン・オピー

魚にまじって泳ぐクリスティーン2

Julian Opie | ジュリアン・オピー

シャヌーザ、ポール・ダンサー

Julian Opie | ジュリアン・オピー