海外アートマーケットNews Picks!!:2021年7月後半

ここでピックアップするほどの特筆すべきNFT案件も減ってきました。アート業界は、売買に関する業界は活況なのでどうにか持ち堪えているようです。美術館などの寄付や公共基金での運営するセクターはまだまだ厳しい状況です。NYの老舗画廊も世代交代が始まり、中国・深圳では巨額の予算でいくつものアートプロジェクトが計画されてます。

海外アートニュース

サンローランはパンデミック後、初のショーをベニスで展開。会場は作家のDoug Aitkenが制作し、そのままヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展に公開される(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/news/doug-aitken-saint-laurent-installation-venice-1234598705/

調査したアートディーラーの半数以上が2021年第1四半期の売上は計画以上であったと回答し、2/3以上のギャラリーが所属作家の増員を検討している。3/4のギャラリーは対面のアートフェアへの出展に戻る予定。パンデミックでも売買取引は戻している(artnet)
https://news.artnet.com/market/galleries-slowly-starting-rebound-damages-pandemic-according-new-survey-1990824

9月開催されるアートバーゼル・バーゼルの出展ギャラリー全リスト(artnet)
https://news.artnet.com/market/2021-art-basel-exhibitors-1990892

フランスは美術館や公共施設の利用者へワクチン接種証明又は陰性証明を必要としている(artnet)
https://news.artnet.com/art-world/france-prepares-to-introduce-health-pass-1990681

米国アートディーラー協会の調査によると78%のギャラリーは正社員の解雇をせずに乗り切ったが、展覧会を開催していないのでアートハンドラーや期間契約のキュレーター、編集者、修復家、ウェブデザイナーなどは大幅な収入減となった(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/news/adaa-galleries-survey-2021-pandemic-1234599267/

イタリアの美術館は、高性能スパイカメラを利用してどの作品に滞留時間が長いかなどの分析を始めた。各作品にどの程度の時間を費やしたか、近づいて見たか。展覧会の作品毎にデータ分析が可能に(artnet)
https://news.artnet.com/art-world/art-industry-news-july-20-other-stories-2-1990605

6年前アンドリュー・メロン財団の調査では、米国の美術館のキュレーター、修復家、シニアスタッフの84%が白人であった。ロサンゼルスカウンティ美術館とアリゾナ州立大学は共同で、美術館の主要ポストに有色人種や女性が増加するようなプログラムを提案(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/news/asu-lacma-masters-fellowship-case-study-1234599659/

コレクターでForbes 400にも掲載されているRelatedグループCEOのJorge Perezがマイアミの自宅をアートコレクション付きで約34億円で売りに出している(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/news/art-collector-jorge-m-perez-miami-mansion-1234599567/

40年以上のキャリアを持ち今年93歳になるMarian Goodmanギャラリーの事業継承プランを公表。エグゼクティブ・ディレクターだった5名がパートナー(共同経営者)になり、Marian GoodmanはCEOへ。他の有名ギャラリーも世代交代が始まっている。Larry Gagosian(76歳)は、2019年にギャラリー経営のアドバイザリー役員会を構成した。Barbara Gladstone(現在80歳半ば)も数名をディレクターからパートナーへ昇格させた。今年はPaula Cooper(83歳)も事業継承プランを公表した。(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/news/marian-goodman-gallery-succession-plan-1234600288/

イタリアの大手銀行ユニクレジットは社会貢献の為に予定していた6万点に及ぶコレクションの順次売却計画を中止した。計画は、コレクション売却益を若手作家への支援基金とする予定であったが、コレクションの骨幹はイタリア文化遺産としても重要で計画は変更したと発表。売却の代わりに、オンライン展示に力を入れ既に公開されており、また社会貢献の面では教育プログラムを構築し子供たちへの文化教育は継続され賞賛されている(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/news/italy-unicredit-halts-philanthropic-sales-collection-1234600283/

ダミアン・ハーストはコビット19融資で約22億円もの融資を受けたのにも関わらず昨秋63人のスタッフを解雇した。北京での大規模個展のキャンセルが要因の模様(The Art Newspaper)
https://www.theartnewspaper.com/news/damien-hirst-redundancies

2020年はパンデミックの影響で多くのアート関連プロジェクトが中止となった。しかし、今年は中国を筆頭に2019年以上のアートプロジェクト計画や美術館建設が予定されている。全世界では130以上のアートプロジェクト計画が公表され、予算総額は9,000億円以上。
美術館等の新規建築は米国・ヨーロッパでは50%以上の延期や中止があったが、アジア/オーストラリア/中東/アフリカでは、増加傾向にあり活発である。
中国、特に深圳の成長は著しい。トップ13の高額アートプロジェクトのうち7つは深圳でのプロジェクトであり、総額は3,000億円近い(artnet)

https://news.artnet.com/market/museum-trends-2020-aea-consulting-1992975

ギャラリーによる気候変動への連携団体が、基金創出の為に来年のクリスティーズのオークションでロンドン、ニューヨーク、香港にセシリーブラウン、アントニーゴームリー、ラシッドジョンソンなどの作品が出品される(Christie’s)
https://www.christies.com/about-us/press-archive/details?PressReleaseID=10156

サザビーズは、12月にスコットランドのウィスキー蒸留会社と組んで、青少年障害者へのサポート基金創出のチャリティーオークションを開催する。One of One auctionと題され、超希少スコッチウィスキーなど約40ロットが出品される予定。2021年12月3日 英国 Barnbougle城にて(Sotheby’s)
https://www.sothebys.com/en/press/scotch-whisky-industry-unites-to-support-disadvantaged-young-people-in-scotland

海外アートフェア情報

9月21日ー26日 アートバーゼル・バーゼル スイス
https://www.artbasel.com/basel/at-the-show

10月21日ー24日 Fiac・グランパレ パリ
https://www.fiac.com/en-gb.html

11月11日ー14日 West Bund・上海 中国
http://www.westbundshanghai.com

(予定変更の場合もありますので直前に再確認ください)

元クリスティーズ大胡さんがピックアップした海外アートマーケットニュースのページです。コレクターにとって役立つ情報を厳選して月1~2回お届けします。海外アートフェアやオークション情報なども。

著者略歴

大胡 玄(おおご げん)

大学卒業後
1998年 コーンズアンドカンパニーリミテッド
2004年 ニューヨーク大学教育学部スタジオアーツ写真専攻 修士課程修了
2004年 クリスティーズ(NY) 日本・韓国美術部門
2007年 クリスティーズ ジャパン
アジア現代アート及び NY・Londonのコンテンポラリーアート
個人コレクターを中心に美術品全般の出品/落札に携わる
2019年 株式会社アマナ ARTshelfプロジェクト
2021年 大胡アートアドバイザリー合同会社 設立

海外アートマーケットNews Picks!!:2021年7月前半

ヨーロッパの新たな拠点を巡る旅をしたくなりました。オークションやギャラリーも取引が活発です。NFTやブロックチェーンも少しずつ浸透しているようです。

海外アートニュース

メガコレクターのマヤ・ホフマンが10年以上の時間を費やし完成させた美術館がフランス アルルでオープン。建築はフランク・ゲーリー。ホフマンはスイスの製薬会社エフ・ホフマン・ラ・ロシュの創業家ファミリー(artnet)
https://news.artnet.com/art-world/luma-arles-opening-1984134

アート業界はバブル景気のように急成長しており、それと同時に”エキスパート”、”アドバイザー”と名乗る人々も増加している。経験も乏しいのに本人が勝手に名乗れば良い業界なので、見極めは大切(artnet)
https://news.artnet.com/opinion/art-advisor-op-ed-megan-fox-kelly-1984260

ペースギャリーは特定のNFTプラットフォームを利用してクリプトアート市場の取り組みを開始した。ギャラリーは実際の作品とデジタルアート作品両方の支払いを暗号通貨でも受付ける(artnet)
https://news.artnet.com/market/pace-gallery-nft-1985646

ドイツのAngela Gulbenkianは草間彌生の黄色いかぼちゃ(立体)の取引で約1億5,000万円を受け取ったものの、作品の引き渡しもせず、資金の返却もせず訴訟に。結果有罪判決となった(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/news/angelica-gulbenkian-kusama-sculpture-theft-1234598104

Hauser&Wirthは新たな拠点となるスペイン・メノルカ島でMark Bradfordの個展からスタートした。1992年に創立したHauser&Wirthは現在世界9箇所に拠点を持つ。”ギャラリーでの体験が、アート・教育・修復保全・サステナビリティーへと繋がっていくことが我々のビジョン”(Galerie)
https://www.galeriemagazine.com/hauser-wirth-menorca/

ダミアン・ハーストは、貴方が交換したいならNFTにできる作品10,000点を制作。全て同じサイズ・同じ材料・技法でできているが一点一点違う色使い。(Bloomberg)
https://www.bloomberg.com/news/articles/2021-07-14/damien-hirst-the-currency-artworks-10-000-pieces-for-2-000-each

ドクメンタの2022年版は開催されるのかー主催者は様々な状況を検討をしているが、現在のところ通常通りの開催予定。2022年6月18日ー9月25日、ドイツ・カッセル。(ArtReview)
https://artreview.com/will-documenta-go-ahead-in-2022/

NFT、ブロックチェーンと美術館の良い関係。ロサンゼルス・カウンティー美術館の事例とともに美術館がいかに有効的に活用しているか(Unframed)
https://unframed.lacma.org/2021/07/12/nfts-and-museum-part-1-nfts-101

ハーバード大学美術館はネブラスカ州原住民であったポンカ族の首長が使用していた斧を、民族末裔へ返却すると発表。1877年米国政府はポンカ族へ土地を明け渡しインディアン居住区へ強制移動させた経緯がある。(Hyperallergic)
https://hyperallergic.com/661697

ルシアン・フロイドの展覧会が英国ビクトリア&アルバート Bathで7月10日ー9月19日で開催中。フロイドの複雑(女性&男性含め)な恋愛事情にも触れている展覧会(The Guardian)
https://www.theguardian.com/artanddesign/2021/jul/09/lucian-freuds-gay-relationships-explored-in-new-exhibition

クリスティーズは2021年上半期は約3,900億円の売り上げと発表。かなり活況であり、特にアジアからの買いが強い。平均的な落札率は87%。CEOのギヨームは、”落札率を高水準で維持することに注力した”。アジアからの落札合計は約1,000億円(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/market/christies-reports-very-strong-3-5-billion-in-h1-sales-asia-ascendant-1234598585/

NYの新たなアートシーンとして注目されているトライベッカ。不動産エージェントのJonathan Travisは6年かけ約18〜20軒のギャラリーをオープンさせた。NYではギャラリー街としてチェルシーが有名だが、元々倉庫街であった同地区は最近富裕層向け高層マンションの再開発が盛んになっている。しかしトライベッカは、市の条例で歴史的建造物保存のガイドラインがある建物が多く、隣に高層マンションが建つこともないので文化的雰囲気の残るトライベッカへの移転を検討するギャラリーも出てきている。(Artsy)
https://www.artsy.net/article/artsy-editorial-inside-tribecas-booming-gallery-scene-realtor-helped-build

海外アートフェア情報

9月21日ー26日 アートバーゼル スイス・バーゼル
https://www.artbasel.com/basel

海外アートオークション情報

7月21日 クリスティーズ NY ファーストオープン:コンテンポラリーアート (オンライン)
https://onlineonly.christies.com/s/first-open-post-war-contemporary-art/lots/2044

7月22日 サザビーズ NY コンテンポラリー (オンライン)
https://www.sothebys.com/en/buy/auction/2021/contemporary-art-online-new-york-3

元クリスティーズ大胡さんがピックアップした海外アートマーケットニュースのページです。コレクターにとって役立つ情報を厳選して月1~2回お届けします。海外アートフェアやオークション情報なども。

著者略歴

大胡 玄(おおご げん)

大学卒業後
1998年 コーンズアンドカンパニーリミテッド
2004年 ニューヨーク大学教育学部スタジオアーツ写真専攻 修士課程修了
2004年 クリスティーズ(NY) 日本・韓国美術部門
2007年 クリスティーズ ジャパン
アジア現代アート及び NY・Londonのコンテンポラリーアート
個人コレクターを中心に美術品全般の出品/落札に携わる
2019年 株式会社アマナ ARTshelfプロジェクト
2021年 大胡アートアドバイザリー合同会社 設立

海外アートマーケットNews Picks!!:2021年6月後半

世界の大都市ではコロナのワクチン接種も進み、2021年夏以降は少しずつアートフェアなどが復活しそうです。これまで多くの顧客がギャラリーやオークションへ訪ねていましたが、コロナで動きにくくなった今、ギャラリーやオークション会社の方から富裕層が多く滞在しているエリアへと動き顧客とのタッチポイントを増やそうとしているのが特徴でした。ポップアップ。

海外アートニュース

フィラデルフィアの麻薬取引のアジトに踏み込んだ当局は、マリファナと約3億円の現金を発見した。ここまではよくある話だが驚かされたのは、14点の絵画が壁に飾られ、その他33点が保管庫にあったこと。絵画はルノアール・ピカソ・ダリなど著名で高額な作品ばかり。長年美術品取引は出品者・購入者の素性は明かされる必要はなく、資金洗浄の温床となっていると法整備を検討するべきという意見が出始めている(The New York Times)
https://www.nytimes.com/2021/06/19/arts/design/money-laundering-art-market.html

2021年5月NY クリスティーズ・サザビーズ オークションレポート:2社総数525点 総額US$880,675,615 (日本円 約970億円)525点のうち不落札は74点のみ。とても好調な結果となった。(ARTBnk)
https://www.artbnk.com/blog/2021/20/may-2021-sales-report

これまで最も高額で売れたNFTアート作品14点 BeepleからMad Dog Jonesとさらに…。(artnet)
https://news.artnet.com/market/updated-most-expensive-nfts-1980942

アウトサイダーアートフェアのゲストキュレーターとして招待された村上隆がキュレーションしている“スーパーラフ“展がNY SOHOで開催(ARTnews)
https://www.artnews.com/list/art-news/artists/super-rough-murakami-1234595748/

Kenny Scharfのドキュメンタリーは80年代のNYダウンタウンの特徴を良く捉えていて見応えがある(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/artists/kenny-scharf-documentary-when-worlds-collide-review-1234596903/

Jay-Zに特注されたDerrickAdamsのNFTアート作品がサザビーズのオークションに出品される(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/market/derrick-adams-jay-z-nft-sothebys-1234596939/

長年消失したと思われていたレンブラント作品がイタリアで発見された。所有者の家で、壁から落ちて修復に出したところ修復家がレンブラント本人の作品ではないかと気づいた。売却する場合約85億円から約240億円の価値はあるが、所有者ファミリーは美術館など貸し出しを考えている(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/news/lost-rembrandt-found-italy-adoration-of-the-magi-1234597041/

なぜポンピドゥーはジャージーシティー(ニュージャージー州)に来なければならないのか? 多額の税金を注ぎ込んで運営費を賄う計画に市民からは好意的には受け入れられていない(Curbed
https://www.curbed.com/2021/06/why-pompidou-outpost-jersey-city.html

6月24日に開催されたフィリップスNY イブニングセールでは48ロットで約130億円の売り上げと香港に引き続き活況だった。巨匠のホックニーもそうだが、オークションではJulie Curtise(1982年生)やTitus Kaphar(1976年生)の若手作家が下値の数倍で落札され最高値を更新した(artnet)
https://news.artnet.com/market/phillips-evening-sale-young-stars-1982982

クリスティーズ・サザビーズは一部超高額作品も暗号通貨での支払い可能に。これにはKieth Haringの約6億円作品も含まれる(artnet)
https://news.artnet.com/market/cryptocurrency-sothebys-christies-1982054

デザインマイアミ(フェア)は11月に上海でポップアップ展覧会を開催予定(The Art Newspaper)
https://www.theartnewspaper.com/news/design-miami-to-launch-podium-pop-up-exhibition-in-shanghai-this-november

サザビーズは、モナコに夏季限定(7月-10月)のポップアップ ギャラリースペースをオープン。Hauser & WirthはコートダジュールとLAの2箇所目のポップアップスペースを新規オープン。(artnet)
https://news.artnet.com/market/sothebys-announces-monaco-summer-pop-up-as-french-riviera-art-scene-heats-up-1983143

海外アートオークション情報

7月2日 クリスティーズ ロンドン コンテンポラリーアート デイセール
https://www.christies.com/en/auction/post-war-and-contemporary-art-day-sale-20069-cks/

7月7日 クリスティーズ ロンドン ファーストオープン (オンライン)
https://onlineonly.christies.com/s/first-open-post-war-contemporary-art-online/lots/1697

7月13日 フィリップス ロンドン NewNow 
https://www.phillips.com/auctions/auction/UK010321

7月21日 クリスティーズ NY ファーストオープン (オンライン)
https://www.christies.com/en/auction/first-open-post-war-contemporary-art-19886-nyr/

元クリスティーズ大胡さんがピックアップした海外アートマーケットニュースのページです。コレクターにとって役立つ情報を厳選して月1~2回お届けします。海外アートフェアやオークション情報なども。

著者略歴

大胡 玄(おおご げん)

大学卒業後
1998年 コーンズアンドカンパニーリミテッド
2004年 ニューヨーク大学教育学部スタジオアーツ写真専攻 修士課程修了
2004年 クリスティーズ(NY) 日本・韓国美術部門
2007年 クリスティーズ ジャパン
アジア現代アート及び NY・Londonのコンテンポラリーアート
個人コレクターを中心に美術品全般の出品/落札に携わる
2019年 株式会社アマナ ARTshelfプロジェクト
2021年 大胡アートアドバイザリー合同会社 設立

海外アートマーケットNews Picks!!:2021年5月後半

5月はNYでのオークションウィークが活況で、バーゼル香港も活況という状況でした。美術館の運営資金難とマーケット活況の同時並行は妥協点が見出せればいいのにと思いつつ、フリーズがソウルで開催決定は衝撃でした。バーゼルTOKYOでもしないかぎり日本は取り残されそうです。

海外アートニュース

ビクトリア&アルバート美術館は運営維持の為に、中堅層のキュレーターやエキスパートの解雇を検討しており組合は”1000年分の経験値を失おうとしている”と反発している。(London Evening Standard)
https://www.standard.co.uk/culture/victoria-albert-museum-job-cuts-lockdown-covid-union-b935357.html

数度の延期の末、TEFAFマーストリヒト2021年は中止が決定した。次回は2022年3月の予定(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/news/tefaf-maastricht-canceled-in-person-2021-fair-1234593442/

メガギャラリーのDavid Zwirnerは$2,500-$50,000のレンジの美術品ECサイトをローンチした(The New York Times)
https://www.nytimes.com/2021/05/19/arts/design/zwirner-gallery-platform-online-sales.html

LOEWEのクラフトアワード2021が発表(LOEWE FOUNDATION)
https://craftprize.loewe.com

金融サービスのグッゲンハイムパートナーズの元エグゼクティブだったTodd Morleyは世界最大のNFT美術館をNY中心部に建設すると発表した(artnet)
https://news.artnet.com/art-world/nft-museum-111-west-57th-1973184

ファインアートよりポップカルチャーがオークションでも存在感が出てきている。モネやピカソを飾るより、ジャネットジャクソンの所有物やジョンレノンのギターを飾った方がかっこいいという若いコレクターが増加している。(The Guardian)
https://www.theguardian.com/fashion/2021/may/26/its-cooler-to-hang-lennons-guitar-than-a-picasso-pop-culture-wins-out-at-auctions

アートバーゼル香港で売れた作品情報。(artnet)
https://news.artnet.com/market/price-check-art-basel-hk-1972394

ウォーホール財団はウォーホールのコンピューターに残っていたデジタル画像を取り出しNFTにしてクリスティーズへ出品。当時とは技術も解像度も違い様々な反発が出ている。(5月27日にオークション終了し5点で総額$3.4M(約3億6,000万円)という高額な結果となった)(artnet)
https://news.artnet.com/market/andy-warhol-nft-christies-1971474

フリーズは2022年9月に韓国・ソウルで開催を発表(artnet)
https://news.artnet.com/market/frieze-seoul-september-2022-1969953

約180億円の改装費用を費やしたフランソワ・ピノーの私設美術館ブルス・ドゥ・コメルスが開館。1960年以降の現代アートのマスタピースが並ぶ(The New York Times)
https://www.nytimes.com/2021/05/25/arts/paris-bourse-de-commerce-francois-pinault.html

作家故Robert RymanはペースギャラリーからDavid Zwirnerに移籍。ペースギャラリーで長年プレジデントを務めロバートライマンを担当していたスーザンダンも同時にDavid Zwirnerに移籍した。(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/market/david-zwirner-robert-ryman-estate-merrill-wagner-susan-dunne-1234593860/

美術館はどのようにして地元のコミュニティにアプローチしているか(The New York Times)
https://www.nytimes.com/2021/05/21/arts/museums-local-outreach-covid.html

5月NYセールで落札記録を出したClaire Tabouret, Salman Toorとその他の落札情報(Artsy)
https://www.artsy.net/article/artsy-editorial-market-record-breaking-auction-claire-tabouret-salman-toor

海外アートオークション情報

6月1日 クリスティーズ パリ デザインセール(家具)
https://www.christies.com/en/auction/design-19973-par/

6月3日 サザビーズ パリ コンテンポラリー イブニングセール
https://www.sothebys.com/en/digital-catalogues/art-contemporain-evening-sale-june-2021?locale=en

6月4日 サザビーズ パリ コンテンポラリー デイセール
https://www.sothebys.com/en/digital-catalogues/art-contemporain-day-sale-2?locale=en

6月7日 フィリップス 香港 コンテンポラリー デイセール
https://www.phillips.com/auctions/auction/HK010221

6月8日 フィリップス 香港 コンテンポラリー イブニングセール
https://www.phillips.com/auctions/auction/HK010121

6月9日 フィリップス NY デザインセール (家具)
https://www.phillips.com/auctions/auction/NY050221

6月23日 フィリップス NY コンテンポラリー イブニングセール
https://www.phillips.com/auctions/auction/NY010321

6月24日 フィリップス NY コンテンポラリー デイセール(モーニングセッション)
https://www.phillips.com/auctions/auction/NY010421

6月24日 フィリップス NY コンテンポラリー デイセール(アフタヌーンセッション)
https://www.phillips.com/auctions/auction/NY010521

元クリスティーズ大胡さんがピックアップした海外アートマーケットニュースのページです。コレクターにとって役立つ情報を厳選して月1~2回お届けします。海外アートフェアやオークション情報なども。

著者略歴

大胡 玄(おおご げん)

大学卒業後
1998年 コーンズアンドカンパニーリミテッド
2004年 ニューヨーク大学教育学部スタジオアーツ写真専攻 修士課程修了
2004年 クリスティーズ(NY) 日本・韓国美術部門
2007年 クリスティーズ ジャパン
アジア現代アート及び NY・Londonのコンテンポラリーアート
個人コレクターを中心に美術品全般の出品/落札に携わる
2019年 株式会社アマナ ARTshelfプロジェクト
2021年 大胡アートアドバイザリー合同会社 設立