海外アートマーケットNews Picks!!:2021年5月前半

今月はフリーズNYやNYでのオークションなどで気になるニュースは控えめでした。美術館では運営資金難からコレクション売却は継続する中、新規美術館設立のニュースは継続してます。NFTの話題は一服しました。

海外アートニュース

サウジアラビア政府はアル・ウラーで古代遺跡を中心に総額約1.6兆円をかけて文化複合ハブとなる施設を制作する計画がある(artnet)
https://news.artnet.com/art-world/saudia-arabia-reveals-masterplan-alula-1963394

安東忠雄が内部設計したフランソワピノーのコンテンポラリーアート美術館は5月22日に再オープンを政府が承認した(The Art Newspaper)
https://www.theartnewspaper.com/news/bourse-de-commerce-pinault-collection-plans-to-open-on-22-may

スイス・ベルン美術館で朝鮮半島のアートというタイトルで北朝鮮・韓国両国の展覧会が9月5日まで開催されている。展示作品はスイス人外交官であってSiggコレクションから。北からも南からも反発はあるが同じ文化をもった朝鮮半島というくくり(The New York Times)
https://www.nytimes.com/2021/05/05/arts/design/north-south-korea-kunstmuseum-bern.html

米国ペンシルバニア州立大学は、約90億円をかけ新美術館を建設することを発表した(The Philadelphia Inquirer)
https://www.inquirer.com/education/penn-state-museum-art-new-20210507.html

メガコレクターのLonti Ebersはブルックリンに約40億円をかけた美術館を建設中。多様なプログラムを提供する予定で「設立者コレクションを崇拝するだけの神社にはしない」と公言(artnet)
https://news.artnet.com/art-world/amant-brooklyn-1966218

NY市長は、約26億円をかけニューディール政策と似た、1,500人の地元アーティストを支援する政策を発表。市内の様々な場所にパブリックアートなどを広めアーティストを活性化する(artnet)
https://news.artnet.com/art-world/de-blasio-city-artist-corps-1965629

海外アートフェア情報

フリーズNYでの10ベストギャラリー(ブース)(Artsy)
https://www.artsy.net/article/artsy-editorial-10-best-booths-frieze-new-york-2021

香港アートバーゼル
https://www.artbasel.com/hong-kong

海外アートオークション情報

5月NY オークション結果ニュース。(Art Market Monitor)
https://www.artmarketmonitor.com/2021/05/14/103-m-picasso-stuns-in-christies-481-m-20th-century-art-sale-as-new-format-triumphs/

5月24日 クリスティーズ香港 20世紀ー21世紀 イブニングセール
https://www.christies.com/en/auction/20th-and-21st-century-art-evening-sale-27997/

5月25日 クリスティーズ 香港 コンテンポラリーアート デイセール
https://www.christies.com/en/auction/20th-and-21st-century-art-afternoon-session-27999/

5月25日 サザビーズ NY デザイン(家具) セール
https://www.sothebys.com/en/buy/auction/2021/important-design

5月27日 クリスティーズ NY デザイン(家具) セール
https://www.christies.com/en/auction/design-28983/

6月7日 フィリップス 香港 デイセール
https://www.phillips.com/auctions/auction/HK010221

6月8日 フィリップス 香港 イブニングセール
https://www.phillips.com/auctions/auction/HK010121

元クリスティーズ大胡さんがピックアップした海外アートマーケットニュースのページです。コレクターにとって役立つ情報を厳選して月1~2回お届けします。海外アートフェアやオークション情報なども。

著者略歴

大胡 玄(おおご げん)

大学卒業後
1998年 コーンズアンドカンパニーリミテッド
2004年 ニューヨーク大学教育学部スタジオアーツ写真専攻 修士課程修了
2004年 クリスティーズ(NY) 日本・韓国美術部門
2007年 クリスティーズ ジャパン
アジア現代アート及び NY・Londonのコンテンポラリーアート
個人コレクターを中心に美術品全般の出品/落札に携わる
2019年 株式会社アマナ ARTshelfプロジェクト
2021年 大胡アートアドバイザリー合同会社 設立

海外アートマーケットNews Picks!!:2021年4月後半

アートフェアやオークションなど少しずつ動きが戻り出した雰囲気のある2週間でした。財政難の美術館業界とNFTの話題は未だ継続してます。

海外アートニュース

戦後、アートの見方を変えた20人の偉大なキュレーター(ARTnews)
https://www.artnews.com/list/art-news/artists/greatest-historical-curators-of-all-time-1234590491/alfred-h-barr-jr-moma-director/

サザビーズは新たにサイエンス並びにポップカルチャー部門を新設(artnet)
https://news.artnet.com/market/sothebys-pop-culture-and-science-department-1960618

NY老舗ギャラリー、ポーラクーパーは83歳になり長年共にギャラリーを牽引した4人を昇進させ継承プランを発表。今後はこの4人体制でギャラリーを運営する。(ArtForum)
https://www.artforum.com/news/paula-cooper-reveals-succession-plan-for-new-york-gallery-85495

暗号通貨プラットフォームTronのCEOであるJustin Sunは、超高額美術品を購入しNFT投資ファンドを設立した。彼が最近購入したピカソとウォーホール(総額約23億円)をJUST NFTという新設ファンドにトークン化してブロックチェーンにデジタル登録された。(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/market/justin-sun-just-nft-investment-fund-picasso-warhol-1234590342/

より多くの美術館がパンデミック時代のガイドライン変更を利用して収蔵品をオークションで売却する動きが増加している。ニューヨーク最古の美術館も例外無く苦境にあり、ニューヨーク歴史博物館はコレクションの代表作であるChilde Hassamの作品を予想落札価格約13億円ー18億円でサザビーズNY印象派セールに出品する。(artnet)
https://news.artnet.com/market/hassam-museum-deaccession-auction-historical-society-1960207

ベトナム人作家Mai Trung Thuの作品がサザビーズ香港(4月17日)のオークションで約3億3,000万円で落札された。(VnExpress International)
https://e.vnexpress.net/news/life/culture/vietnamese-painting-fetches-record-3-1-mln-at-hong-kong-auction-4264949.html

カニエ ウエストがデザインし履いていたNIKE Air Yeezyスニーカーがサザビーズのオークションで約2億円で落札された。(artnet)
https://news.artnet.com/market/kanye-west-sneakers-sell-sothebys-1961885?utm_content=from_artnetnewsbar&utm_source=Sailthru&utm_medium=email&utm_campaign=4/26%20US%20Afternoon&utm_term=US%20Daily%20Newsletter%20%5BAFTERNOON%5D

NYアーモリーShow(アートフェア)は、9月9日ー12日にJavitzCenterで195ギャラリーの出展予定(ギャラリーリストあり)。マスク着用や人数制限はあるが徐々にパンデミック前に戻りつつある(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/market/armory-show-2021-exhibitor-list-1234590820/

フランスは5月19日から段階的に美術館やギャラリーを再開する予定だが、ディーラー達はまだ早すぎるのではという意見もあり。(artnet)
https://news.artnet.com/art-world/french-museums-reopening-may-1963059?utm_content=from_artnetnewsbar&utm_source=Sailthru&utm_medium=email&utm_campaign=EU%20Apr%2030%20AM&utm_term=EUR%20Daily%20Newsletter%20%5BMORNING%5D

フィリップスは、長年クリスティーズのエグゼクティブだったStephen BrooksがフィリップスCEOに就任。サザビーズは、FineArt部門長であったAmy Cappellazzoが退社を発表。次の仕事は未発表。(ArtForum)
https://www.artforum.com/news/phillips-and-sotheby-s-announce-leadership-changes-85645

現在のアーティストの中では現在最も高額作品を制作するJeff Koonsは、所属ギャラリーであったDavid ZwirnerとGagosianを離れ、Pace Galleryの所属となることを発表。(ArtReview)
https://artreview.com/pace-picks-up-jeff-koons/

NYのコレクターアパートメントの参考例。デザインはサンフランシスコのSuzanne Tucker(Galerie)
https://www.galeriemagazine.com/suzanne-tucker-new-york-flatiron-apartment/

このバスキアのドローイングのNFTを購入するとあなたはオリジナル作品を破棄する判断も付随する。それは破棄することでデジタル作品のみが唯一無二の存在になるから。。(Robb Report)
https://robbreport.com/shelter/art-collectibles/basquiat-auction-free-comb-with-pagoda-1234610270/

ロサンゼルスのコレクターEli Broadが87歳で他界した(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/news/eli-broad-collector-los-angeles-patron-dead-1234591446/

海外アートフェア情報

5月8日ー9日 Frieze NY
https://www.frieze.com/article/frieze-new-york-2021-shed

5月6日ー10日 TEFAF NY
https://www.tefaf.com/fairs/tefaf-new-york-spring

5月21日ー23日 バーゼル香港
https://www.artbasel.com/hong-kong

海外コンテンポラリーアート オークション情報

5月11日 クリスティーズ NY 21世紀イブニングセール
https://www.christies.com/en/auction/21st-century-evening-sale-29156/

5月12日 サザビーズ NY Mrs. John L. Marionコレクションセール
https://www.sothebys.com/en/digital-catalogues/american-visionary-the-collection-of-mrs-john-l-marion?locale=en

5月12日 サザビーズ NY イブニングセール
https://www.sothebys.com/en/digital-catalogues/contemporary-art-evening-auction-3?locale=en

5月13日 サザビーズ NY デイセール
https://www.sothebys.com/en/digital-catalogues/contemporary-art-day-auction-4

5月13日 クリスティーズ NY 20世紀 イブニングセール
https://www.christies.com/en/auction/20th-century-evening-sale-29017/

5月14日 クリスティーズ NY デイセール
https://www.christies.com/en/auction/post-war-contemporary-art-day-sale-29157/

元クリスティーズ大胡さんがピックアップした海外アートマーケットニュースのページです。コレクターにとって役立つ情報を厳選して月1~2回お届けします。海外アートフェアやオークション情報なども。

著者略歴

大胡 玄(おおご げん)

大学卒業後
1998年 コーンズアンドカンパニーリミテッド
2004年 ニューヨーク大学教育学部スタジオアーツ写真専攻 修士課程修了
2004年 クリスティーズ(NY) 日本・韓国美術部門
2007年 クリスティーズ ジャパン
アジア現代アート及び NY・Londonのコンテンポラリーアート
個人コレクターを中心に美術品全般の出品/落札に携わる
2019年 株式会社アマナ ARTshelfプロジェクト
2021年 大胡アートアドバイザリー合同会社 設立

海外アートマーケットNews Picks!!:2021年4月前半

「NFT」という文字が合言葉のような2週間でした。作家もコレクターもどこまで理解しているのでしょうか。私はまだきちんと理解できてません。

海外アートニュース

New Museumの2021年トリエンナーレの参加アーティストリスト(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/news/new-museum-triennial-2021-artist-list-1234588537/

約70億円のBeeple(NFT)を買えなかった31歳の中国人投資家 クリプトのプラットフォームTRON創業者のJustin Sunは、3月クリスティーズロンドンで、ピカソを約20億円、アンディーウォーホールを約2億円で落札した(Bloomberg)
https://www.bloomberg.com/news/articles/2021-04-01/guy-who-lost-out-on-69-million-beeple-nft-moved-on-to-picasso

ペースギャラリーと元クリスティーズ Loic GouzerのオークションAPP FairWarningと作家のUrs Fischerがタッグを組み、Urs FischerがNFTのデジタルアートを作成し販売をする(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/news/urs-fischer-nfts-pace-gallery-fair-warning-makerspace-1234588724/

元ゴールドマンサックスで30年のキャリア後、1992年にNYでギャラリーを開き30年に渡りコンテンポラリーアートを紹介している伝説的なキャリアについてのインタビュー。息子は、トランプ政権で財務長官を勤めたスティーブン ムニューシン。(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/news/mnuchin-artnews-live-1234588599/

サザビーズはデジタルアーティストPAKのNFT作品を扱うと発表(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/market/sothebys-pak-nifty-gateway-nft-1234588719/

ハンプトン、パームビーチ、アスペンなどギャラリーは一時的なポップアップ拠点を増やしている。顧客のいるところへ進出する。この動きは当分継続しそうだ。(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/market/pop-up-art-galleries-hamptons-palm-beach-aspen-miami-1234589125/

5月21日・22日に開催されるアートバーゼル香港の参加ギャラリー数は、通常は250軒のところ今年は104軒のみ(参加ギャラリーリスト)(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/market/art-basel-hong-kong-2021-exhibitor-list-1234589065/

英国で2番目の富豪であるReubenファミリーが約16億円のゴッホ作品を落札したと発表(Art Market Monitor)
https://www.artmarketmonitor.com/2021/03/26/reuben-family-revealed-as-buyer-of-15-3-m-van-gogh-landscape/

サザビーズはオーナーの息子で弱冠26歳のNathan Drahiがサザビーズ アジア マネージング ディレクターに就任。。。(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/market/sothebys-nathan-drahi-patrick-asia-office-1234589089/

クリスティーズは5月オークションにNFT作品を出品予定と発表。予想落札価格は約9億円。(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/market/cryptopunks-at-christies-1234589249/

2019年に急逝したOkwui Enwezorがキュレーションした重要な展覧会 10選(ARTnews)
https://www.artnews.com/list/art-news/artists/most-important-shows-okwui-enwezor-1234588006/rise-and-fall-of-apartheid-icp-new-york-okwui-enwezor/

メガギャラリーのDavid Zwirnerギャラリーは、トライベッカに新スペースをオープン予定。美術館のような展覧会主体の模様(artnet)
https://news.artnet.com/art-world/wet-paint-david-zwirner-tribeca-1957624

フリーズ ロサンゼルスの2021年はキャンセルとなり、2022年2月に開催予定。Wilshire BlvdとSanta Monica Blvdの挟まれたエリアで巨大化の予定(artnet)
https://news.artnet.com/market/frieze-cancels-its-2021-los-angeles-fair-1958013

ニューヨーク・ボタニカルガーデンで開催中の草間彌生展覧会の内容(artnet)
https://news.artnet.com/exhibitions/yayoi-kusama-new-york-botanical-garden-3-1957871

スペインのオークションに約17万円で出品されていたキリストの宗教画は、カラバッジョの真作の可能性がありスペイン政府からオークション前に差し止めが入った。真作なら数億円の価値(artnet)
https://news.artnet.com/art-world/spain-pulls-painting-from-auction-caravaggio-1957818

何人かの巨匠作家はNFTに興味を示している。しかしメガギャラリーは疑心暗鬼。(artnet)
https://news.artnet.com/market/galleries-give-green-light-nfts-artists-real-winners-1956422

海外コンテンポラリーアート オークション情報

4月13日 サザビーズ ロンドン コンテンポラリー Curated
https://www.sothebys.com/en/digital-catalogues/contemporary-curated-4

4月14日 サザビーズ The Fungible collection
https://www.sothebys.com/en/digital-catalogues/the-fungible-collection-by-pak

4月15日 サザビーズ NY プリンツ&マルチプル(版画など)
https://www.sothebys.com/en/buy/auction/2021/important-prints-multiples-part-i

4月15日 クリスティーズ NY プリンツ&マルチプル(版画など) 
https://www.christies.com/en/auction/prints-multiples-28948/

4月19日 サザビーズ 香港 コンテンポラリーアート イブニングセール
https://www.sothebys.com/en/digital-catalogues/contemporary-art-evening-sale-hk1091

4月20日 サザビーズ 香港 コンテンポラリーアート デイセール
https://www.sothebys.com/en/digital-catalogues/contemporary-art-day-sale-hk1092

4月21日 クリスティーズ 香港 コンテンポラリーアート オンラインセール
https://onlineonly.christies.com/s/modern-contemporary-art-online/lots/1682

元クリスティーズ大胡さんがピックアップした海外アートマーケットニュースのページです。コレクターにとって役立つ情報を厳選して月1~2回お届けします。海外アートフェアやオークション情報なども。

著者略歴

大胡 玄(おおご げん)

大学卒業後
1998年 コーンズアンドカンパニーリミテッド
2004年 ニューヨーク大学教育学部スタジオアーツ写真専攻 修士課程修了
2004年 クリスティーズ(NY) 日本・韓国美術部門
2007年 クリスティーズ ジャパン
アジア現代アート及び NY・Londonのコンテンポラリーアート
個人コレクターを中心に美術品全般の出品/落札に携わる
2019年 株式会社アマナ ARTshelfプロジェクト
2021年 大胡アートアドバイザリー合同会社 設立

海外アートマーケットNews Picks!!:2021年3月後半

美術館の記事が減りブロックチェーンやNFTに関する記事が増加しています。新たな価値へ世界のメディアも興味津々のようです。

海外アートニュース

約35億円のモネがクリスティーズ NY 5月オークションの新たなスタラクチャーでのハイライトの一つ(artnet)
https://news.artnet.com/market/christies-major-claude-monet-for-may-adjustment-to-sale-categories-1952766

ペースギャラリーは、ハラスメントなどで訴えられている2人のエグゼクティブを要職から解雇し、新たな再編を構築している(artnet)
https://news.artnet.com/market/pace-gallery-executives-accused-of-abuse-depart-company-amid-broader-restructuring-1952731

1960年から草間彌生がお世話になった主治医へ御礼として渡した作品コレクションが5月NYボナムス 出品される。オークションは5月12日NY。 下見会は、4月7日ー22日香港・4月30日ー5月12日NY(artnet)
https://news.artnet.com/market/kusama-doctor-art-auction-1952358

ロンドン ギャラリー ウィークエンドが開催予定。パンデミック後、様々なアートイベントがクローズしたが、再開の動きの一つ。6月4日ー6日の3日間。スモールギャラリーからガゴシアンまで約80ギャラリーが参加予定。(artnet)
https://news.artnet.com/market/deubt-london-gallery-weekend-1952681

美術館はこれまで貸出作品の輸送に随行するクーリエに多額のコストを負担してきたが、新技術の進化によりバーチャルクーリエを可能にすればこのコストを抑えられる。(artnet)
https://news.artnet.com/exhibitions/virtual-couriers-rembrandt-1952668

サザビーズNY 4月にデジタルアーティストPAKの作品をオークションで扱うと発表。作品は1点のユニーク作品とオープンエディションでトークンを買う形式を用意。(CNBC)
https://www.cnbc.com/video/2021/03/16/sothebys-ceo-on-collaborating-with-digital-artist-pak-to-sell-nfts.html

この30年間Annabelle Selldorfは様々なアートコレクションを展示する美術館や個人宅の建築を手がけてきた。コレクターハウスの紹介。(Galerie)
https://www.galeriemagazine.com/annabelle-selldorf-westchester-new-york/

アートバーゼルのオンライン・ビューイング・ルーム(OVR)でPioneersのセクション(20世紀のアートと2020年に製作されたアートの構成)では堅調な売り上げが見られた(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/market/art-basel-pioneers-2021-sales-report-1234587972/

ギャラリーのAlmine Rechはスイス・アスペンにポップアップギャラリーを開設。パリ・ロンドン・NY・上海に続いての支店。”我々はコレクターがいるところに行く”。 昨年はコロナ禍で、メガギャラリーはNY州ハンプトンにポップアップを開設するギャラリーが多かった。(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/market/almine-rech-aspen-pop-up-1234587608/

ビリオネアのマーク キューバンはNFTの為のデジタルアートギャラリーを構築している(The Block)
https://www.theblockcrypto.com/post/98974/mark-cuban-digital-art-gallery-nft

ルーブル アブダビはパンデミックで経済が停滞する中でも27点の新規収蔵をした。ハイライトはジョルジュ・ド・ラ・トゥールを約5億円で。北斎の神奈川沖浪裏も含まれている(artnet)
https://news.artnet.com/market/louvre-abu-dhabi-1953947

デジタルアート市場が加熱する中、ベルリンのKönigギャラリーはバーチャルブロックチェーンギャラリーショーを開催(artnet)
https://news.artnet.com/exhibitions/konig-gallery-decentraland-show-1953730

2018年クリスティーズが開催したART&TECHサミットで、無料でNFT(トークン)を配ろうとしたが、参加者300人中手を挙げたのは12のみだった。現在、受け取った1人はNFTを100万円以上で売却している(artnet)
https://news.artnet.com/opinion/christies-nft-giveaway-1952860

アーティスト加藤泉はペロタンNYの空間を彼の絵画・立体作品・インスタレーションの全種類を展示していかに変えたか(展示は4月17日まで)(Galerie)
https://www.galeriemagazine.com/izumi-kato-perrotin/

桶田ご夫妻のコレクション形成のいきさつや今後の展望などのインタビュー(Larry’s List)
https://www.larryslist.com/artmarket/the-talks/the-oketas-love-at-first-sight/

予測不可能な将来の中、16グローバルデザインコンセプト(The New York Times)
https://www.nytimes.com/2021/03/28/arts/design/designers-global-challenges.html

海外コンテンポラリーアート オークション情報

4月7日〜 サザビーズ ロンドン Curated(オンラインセール)
https://www.sothebys.com/en/buy/auction/2021/contemporary-curated-3

4月15日 フィリップス ロンドン コンテンポラリーアート イブニングセール
https://www.phillips.com/auctions/auction/UK010121

4月16日 フィリップス ロンドン コンテンポラリーアート デイセール
https://www.phillips.com/auctions/auction/UK010221

4月16日 フィリップス ロンドン コレクションセール
https://www.phillips.com/auctions/auction/UK010621

4月19日 サザビーズ 香港 コンテンポラリーアート イブニングセール
https://www.sothebys.com/en/buy/auction/2021/contemporary-art-evening-sale

4月20日 サザビーズ 香港 コンテンポラリーアート デイセール
https://www.sothebys.com/en/buy/auction/2021/contemporary-art-day-sale

元クリスティーズ大胡さんがピックアップした海外アートマーケットニュースのページです。コレクターにとって役立つ情報を厳選して月1~2回お届けします。海外アートフェアやオークション情報なども。

著者略歴

大胡 玄(おおご げん)

大学卒業後
1998年 コーンズアンドカンパニーリミテッド
2004年 ニューヨーク大学教育学部スタジオアーツ写真専攻 修士課程修了
2004年 クリスティーズ(NY) 日本・韓国美術部門
2007年 クリスティーズ ジャパン
アジア現代アート及び NY・Londonのコンテンポラリーアート
個人コレクターを中心に美術品全般の出品/落札に携わる
2019年 株式会社アマナ ARTshelfプロジェクト
2021年 大胡アートアドバイザリー合同会社 設立

海外アートマーケットNews Picks!!:2021年3月前半

引き続き財政難な美術館と活況なアートマーケットが浮き彫りな状況ですね。Beepleの落札以降、ブロックチェーンや代替え不可能トークンの記事がとても多くなった2週間でした。

海外アートニュース

KAWSの高額オークション落札 トップ10(ARTnews)
https://www.artnews.com/list/art-news/artists/kaws-most-expensive-artworks-1234584753/kaws-the-walk-home-2012/

ブロックチェーンの会社が、バンクシー作品を購入し焼却。その後作品は代替え不可能なトークン又はNFTに登録され”デジタル作品”となった(CBS News)
https://www.cbsnews.com/news/banksy-nft-injective-destroy-art-digital-token/

日本の伝統的な書を抽象表現へと転換させた篠田桃紅が107歳で亡くなった。(CNN)
https://edition.cnn.com/style/article/toko-shinoda-artist-death/index.html

フィリップスのコンテンポラリーアートオークション ”New Now”は落札総額$9,500,000(約10億円)となり、この価格帯のオークションとしては歴史的高額結果であり、前年比20%アップ(Art Market Monitor)
https://www.artmarketmonitor.com/2021/03/04/phillipss-new-now-brings-9-5-m-historic-high-in-new-york-20-percent-over-last-year/

1950年代伝説的な抽象表現主義のコレクター:Ben Hellerについての長文記事。当時NY近代美術館はこの新たなムーブメント(抽象表現主義)を完全に気にかけていなかった。そんな中Hellerは、各作家の一番良い作品だけを蒐集するという信念の元、コレクション形成をしていった・・・(ARTnews)
https://www.artnews.com/feature/who-is-ben-heller-collector-1234584691/

米国の美術館では、パンデミックの渦中に何のファクターが運営を継続させ、どのような状況変化をもたらしたか(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/news/united-states-art-museum-financing-1234584930/

ソマリアとパリで育ったMarian Ibrahimは、シカゴでのギャラリーを成功させ次は、パリに支店を出すことになった。アフリカ系アートを中心に作品に急成長しているこのギャラリーは、ヨーロッパとアフリカの掛橋になればという想いで(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/news/mariane-ibrahim-gallery-opens-paris-location-1234585845/

バスキアの高額落札作品 トップ10(ARTnews)
https://www.artnews.com/list/art-news/artists/jean-michel-basquiat-most-expensive-works-1234585981/jean-michel-basquiat-untitled-diptych-1982/

NYのメトロピクチャーズが40年の幕を閉じた。シンディー シャーマンなど有名作家が所属。シンディーシャーマンはHauser&Wirthへ(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/news/metro-pictures-closing-new-york-gallery-1234585909/

クリスティーズでBeeple作品を約72億円で落札した落札者へのインタビュー記事。なぜこれほど高額な金額で落札したのか。落札者は”いつかこの作品は1000億円の作品になる”とコメント(artnet)
https://news.artnet.com/market/the-buyer-of-the-69-million-beeple-nft-metapurse-1951561

伝統的な古い美術館はどのような将来像を目論んでいるのか。自転車用通路からTikTokまで。イタリア・ウフィツィ美術館の試み(artnet)
https://news.artnet.com/art-world/eike-schmidt-interview-1950305

コレクターが知っておくべきNFTについて(Artsy)
https://www.artsy.net/article/artsy-editorial-collectors-nfts

ランバンファミリーが蒐集したEdgar Degasのパステルなど5点がサザビーズ ロンドン 印象派オークションへ出品される(Art Market Monitor)
https://www.artmarketmonitor.com/2021/03/04/french-impressionist-art-from-lanvin-family-holdings-to-sell-at-sothebys-auction/

クリスティーズ ロンドン 印象派オークションにはピカソの2人のMuseであったマリエテレーズとジャクリーンの2点が出品される(Art Market Monitor)
https://www.artmarketmonitor.com/2021/03/05/two-picasso-muses-estimated-at-20-m-to-lead-christies-london-auction/

約60年間も個人所有されていた草間彌生のコレクションが5月NY ボナムスのオークションへ出品される(Art Market Monitor)
https://www.artmarketmonitor.com/2021/03/12/unseen-for-decades-early-kusamas-from-surgeons-collection-head-to-auction/

超高額作品のコレクションをいかに邸宅に飾るか。建築事務所StoneFoxが手がけた米国・パームビーチの実例を元に紹介。(動画)(Galerie)
https://www.galeriemagazine.com/stonefox-webinar-video/

海外コンテンポラリーアート オークション情報

3月16日 クリスティーズ ロンドン BANKSY(オンラインセール)
https://www.christies.com/en/auction/banksy-i-can-t-believe-you-morons-actually-buy-this-sh-t-20157-cks/overview

3月23日 クリスティーズ ロンドン イブニングセール
https://www.christies.com/en/auction/20th-century-art-19586-cks/

3月23日 フィリップス ロンドン 20世紀&コンテンポラリー デイセール
https://www.phillips.com/auctions/auction/UK010221

3月24日 フィリップス ロンドン 20世紀&コンテンポラリー イブニングセール
https://www.phillips.com/auctions/auction/UK010121

3月25日 クリスティーズ ロンドン コンテンポラリーデイセール
https://www.christies.com/en/auction/post-war-and-contemporary-art-day-sale-19587-ck

3月26日 サザビーズ ロンドン コンテンポラリーアートデイセール
https://www.sothebys.com/en/buy/auction/2021/contemporary-art-day-auction?locale=en

元クリスティーズ大胡さんがピックアップした海外アートマーケットニュースのページです。コレクターにとって役立つ情報を厳選して月1~2回お届けします。海外アートフェアやオークション情報なども。

著者略歴

大胡 玄(おおご げん)

大学卒業後
1998年 コーンズアンドカンパニーリミテッド
2004年 ニューヨーク大学教育学部スタジオアーツ写真専攻 修士課程修了
2004年 クリスティーズ(NY) 日本・韓国美術部門
2007年 クリスティーズ ジャパン
アジア現代アート及び NY・Londonのコンテンポラリーアート
個人コレクターを中心に美術品全般の出品/落札に携わる
2019年 株式会社アマナ ARTshelfプロジェクト
2021年 大胡アートアドバイザリー合同会社 設立

海外アートマーケットNews Picks!!:2021年2月

この数年黒人作家(特にアフリカ系アメリカ人)の評価がどんどん上がってます。コレクターも増えているようです。
美術館では財政難から解雇や作品売却の話題がある中、アートマーケットでは活況となっており不均衡が浮き彫りなこの頃です。NFT(代替え不可能トークン)は、新たな価値を提供しそうですね。

海外アートニュース

アメリカでは9月の時点で、アート業界の失業率は国全体の失業率の最大で6倍にも達している。10都市の市長はバイデン政権に対して救済処置を講ずるよう声をあげている(artnet)
https://news.artnet.com/art-world/mayors-call-for-biden-arts-bailout-1940406

新しいレポートは、英国のアート業界の人たちが昨年から開始された新しいマネーロンダリング規制に不本意ながら受け入れていることを示している(artnet)
https://news.artnet.com/market/uk-art-market-regulation-1941147

アンジェリーナジョリーが所有しているウィンストンチャーチルが第二次世界大戦中に描いた絵画を3月1日クリスティーズのオークションに出品した。価格は$3.1Mは行くだろうと予測(artnet)
https://news.artnet.com/market/churchill-painting-angelina-jolie-christies-1940869

新しい「黒人(アフリカ系アメリカ人)アート」ドキュメンタリー:”Black Art: In the Absence of Light”は、美術史家のデイヴィッドC.ドリスケルの研究への深い賞賛となっている。昨年夏にコロナと関連した病気で亡くなった。彼は1976年に”アメリカ黒人アーティストの200年”という展覧会を企画し、これは今日まで様々な点で重要な展覧会と位置付けられている。その後の研究などについて。放送は2月9日からHBO Max(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/news/black-art-in-the-absence-of-light-hbo-documentary-review-1234582688/

昨年亡くなったジャンクロード クリストの個人手帳が出版された。1960年代初頭不法移民として3年間過ごしその後NYにて様々なアーティストと交わった。特にアンディー ウォーホールとも親密で食事や映画などによく出かけていた。手帳には、”アンディーウォーホールへ電話”といったメモも(The Guardian)
https://www.theguardian.com/artanddesign/2021/feb/07/christo-diary-extracts-call-andy-warhol-published-to-promote-auction

パンデミックの影響で財政難にあるメトロポリタン美術館は約160億円の支払いが待ち受けている。解決策として所蔵品の売却を検討し、オークションハウスと打ち合わせを始めている。これまでは売却基金は新規作品購入のみ利用可能であったが、これからはコレクションの維持するために直接発生した費用についても利用できるようガイドラインの変更の可能性を話し合っている(The New York Times)
https://www.nytimes.com/2021/02/05/arts/design/met-museum-considers-selling-art.html

米国自動車大手フォードの創業家ファミリーが所有する家具や調度品など650点以上の美術品が3月30日にクリスティーズでオークションにかけられる(Bloomberg)
https://www.bloomberg.com/news/articles/2021-02-08/christie-s-kathleen-duross-ford-estate-auction-offers-over-650-lots?srnd=pursuits-culture

[ムンクの叫び]に”Can only have been painted by a madman”という作家自身が描いたとする文字を新たな分析で発見した(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/news/munch-the-scream-study-handwriting-1234584285/

デジタルのGIFアニメ「Nyan Cat」が$560,000(約5,900万円)で落札された。これまで人々は美術品や野球カードなど物理的な商品に感情や美術史的な価値を付け、高額なお金を支払ってきた、しかしデジタル画像をNFT(代替え不可能なトークン)に登録することで、固有性が付加され新たな価値を生んでいる(The New York Times)
https://www.nytimes.com/2021/02/22/business/nft-nba-top-shot-crypto.html

米国の美術館は、コレクション維持の為に作品の売却をするべきではない。
という2009-2017までメトロポリタン美術館ディレクター、現在サンフランシスコ美術館ディレクターのトーマス・キャンベルの長文コメント。これまでは新規作品購入基金創出の為の作品売却であったが、コレクション維持にかかる費用創出の為とガイドラインの枠組みを広めようとしていることに警鐘。パンドラの箱を開けてしまう気がするが、自分は考え過ぎか?と(Apollo Magazine)

https://www.apollo-magazine.com/american-museums-deaccessioning-operating-costs-thomas-campbell/

建築家 安藤忠雄はフランソワ・ピノーの新美術館(旧証券取引所)をいかに転換させたか(Architectural Digest)
https://www.architecturaldigest.com/story/architect-tadao-ando-transformed-paris-bourse-de-commerce

2020年10月英国ノッティンガムに現れたバンクシーの新作は、幾つかの寄贈先との交渉がまとまらず、ブレントウッドのブランドラー ギャラリーに売却された(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/news/banksy-hula-hooping-mural-nottingham-sold-1234584051/

奈良美智は12年間の海外生活から日本に帰りどのようにしてスタイルを変換したか。そしてひたすら上昇する彼の作品価格について(artnet)
https://news.artnet.com/market/yoshitomo-nara-market-1944355

ホイットニー美術館は財政難の為、11部門中合計15人を解雇した。米国での美術館職員の解雇はまだ継続する模様(artnet)
https://news.artnet.com/art-world/whitney-museum-lays-off-15-employees-1945672

サイモン デ ピュリー(前フィリップスのオーナー)が語る、なぜインスタグラムがアート産業のプラットフォームになりえたか(artnet)
https://news.artnet.com/opinion/simon-de-pury-instagram-1945211

奈良美智による最初のファッション コラボレーションはステラ マッカートニーと(Galerie)
https://www.galeriemagazine.com/yoshitomo-nara-stella-mccartney/

作家ラシッド ジョンソンの今までに最大の作品がNYの複合ビルのロビーに飾られている。以前は美術館展示室でしか見れなかったミュージアム クオリティーの作品を屋内のパブリックアートへ展示する試みが増えている(Interior Design)
https://www.interiordesign.net/articles/18905-artist-rashid-johnson-s-largest-work-to-date-is-installed-inside-brookfield-place/

コロナの行動規制を緩めたイタリアでは、美術館も静かに再開し普段は観光客で埋まっている館内も地元のビジターがゆっくりと作品を見ている(The Guardian)
https://www.theguardian.com/world/gallery/2021/feb/24/art-unlocked-italys-museums-quietly-reopen-in-pictures

シアトルの故Jane Lang Davis and Richard Langが蒐集した近代絵画のコレクション19点がシアトル美術館へ寄贈された。マークロスコ、ヘレン フランケンサーラー、フランシス ベーコン他。作品と共に$10,500,000(約11億円)を寄付。この基金はコンテンポラリーアート作品のコンディション保全基金へ(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/news/seattle-art-museum-yale-friday-foundation-gift-1234584669/

欧米の富裕層はプライベートバンクから絵画を担保に多額の融資を受ける件数が増加している。あるエキスパートによると、アートローン市場は42兆円規模の可能性がある。リスクは貸し手がアートローンを投資家に再販していること。投資家は本当にリスクを理解しているのか?アートマーケットは、非常に非流動的で不透明で気まぐれな市場(CNBC)
https://www.cnbc.com/2021/02/25/the-wealthy-are-borrowing-billions-against-their-art-collections-.html

英国ビクトリア&アルバート美術館は、財政難の為大掛かりな人員削減案を近日中に発表する予定。これには学芸員や修復家も含まれる。(ArtReview)
https://artreview.com/staff-at-londons-va-fear-major-redundancy-plan-is-imminent/

コンテンポラリーアート 海外オークション情報

テキサスのコレクター 故アン マリオンのコンテンポラリーアートコレクションが、今春サザビーズNYのオークションに出品。予想落札総額$150,000,000(約160億円)(Art Market Monitor)
https://www.artmarketmonitor.com/2021/02/24/collection-of-texas-heiress-anne-marion-expected-to-fetch-150-m-at-sothebys/

3月 海外オークション スケジュール

3月3日 サザビーズ ロンドン コンテンポラリーアート
https://www.sothebys.com/en/buy/auction/2021/contemporary-art-london

3月3日 フィリップス NY NewNow
https://www.phillips.com/auctions/auction/NY010121

3月9日 クリスティーズ NY Post-War to Present
https://www.christies.com/en/auction/post-war-to-present-19808-nyr/overview

3月9日(より入札開始) サザビーズ ロンドン BANKSY(オンラインセール)
https://www.sothebys.com/en/buy/auction/2021/banksy?locale=en

3月11日 クリスティーズNY FirstOpen(オンラインセール)
https://onlineonly.christies.com/s/first-open/lots/2007

3月12日 サザビーズ パリ NOW!
https://www.sothebys.com/en/buy/auction/2021/now

3月16日 クリスティーズ ロンドン BANKSY(オンラインセール)
https://www.christies.com/en/auction/banksy-i-can-t-believe-you-morons-actually-buy-this-sh-t-20157-cks/overview

3月23日 クリスティーズ ロンドン イブニングセール
https://www.christies.com/en/auction/20th-century-art-19586-cks/

3月23日 フィリップス ロンドン Out of the Blue: the Enea Righi コレクションセール
https://www.phillips.com/auctions/auction/UK010621

3月23日 フィリップス ロンドン 20世紀&コンテンポラリー デイセール
https://www.phillips.com/auctions/auction/UK010221

3月24日 フィリップス ロンドン 20世紀&コンテンポラリー イブニングセール
https://www.phillips.com/auctions/auction/UK010121

3月25日 クリスティーズ ロンドン コンテンポラリーデイセール
https://www.christies.com/en/auction/post-war-and-contemporary-art-day-sale-19587-cks/

元クリスティーズ大胡さんがピックアップした海外アートマーケットニュースのページです。コレクターにとって役立つ情報を厳選して月1~2回お届けします。海外アートフェアやオークション情報なども。

著者略歴

大胡 玄(おおご げん)

大学卒業後
1998年 コーンズアンドカンパニーリミテッド
2004年 ニューヨーク大学教育学部スタジオアーツ写真専攻 修士課程修了
2004年 クリスティーズ(NY) 日本・韓国美術部門
2007年 クリスティーズ ジャパン
アジア現代アート及び NY・Londonのコンテンポラリーアート
個人コレクターを中心に美術品全般の出品/落札に携わる
2019年 株式会社アマナ ARTshelfプロジェクト
2021年 大胡アートアドバイザリー合同会社 設立

海外アートマーケットNews Picks!!:2021年1月

海外アートニュース

2020年 ARTnewsで最も読まれた記事20選(ARTnews)
https://www.artnews.com/list/art-news/artists/2020-top-art-stories-1234580390/metoo-medusa-sculpture-new-york/

2020年 オススメアートドキュメンタリー映画 10選(ARTnews)
https://www.artnews.com/list/art-news/artists/2020-best-art-documentaries-1234580425/pat-steir-artist/

フランシス ベーコンを知るために読むべき5冊(The Art Newspaper)
https://www.theartnewspaper.com/blog/an-expert-s-guide-to-francis-bacon-five-must-read-books-on-the-british-painter

水滴の絵画で抽象表現の新たな可能性を生み出した影響力のある韓国の芸術家、金昌烈が91歳で亡くなった(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/news/kim-tschang-yeul-dead-1234580909/

財政難のサンフランシスコ アート インスティテュートは有名なディエゴ リベラの作品を映画監督のジョージルーカスに約50億円で売却の計画があり(売却後,書類上所有権は変わるが、今まで通りの展示)、学校側は猛反発を受けていた。結果、サンフランシスコは市の史跡に指定し売却は不可能となった(CNN)
https://edition.cnn.com/style/article/san-francisco-supervisors-diego-rivera-mural-trnd/index.html

エバーソン美術館(シラキュース、NY)がジャクソン ポロックを約13億円で売却し、その基金で新規収蔵した作品とは(artnet)
https://news.artnet.com/art-world/syracuses-everson-museum-acquisitions-1935829

2002年に管理会社の倒産の為長らく閉園していたベルリンのスプレーパークは45,000,000ユーロ(約60億円)をかけて、ギャラリー・アーティストインレジデンスなどの文化施設へ変貌する工事に着手した(artnet)
https://news.artnet.com/art-world/east-berlin-theme-park-1935512

EUでは古代美術の作品取引について過去の輸入ドキュメントがないと取引不可というEUの美術品規制。しかしBrexitの為英国では過去のドキュメント無しでも古代美術の作品取引が可能に(artnet)
https://news.artnet.com/art-world/britain-abandons-eu-regulations-cultural-heritage-1935331

昨年はミレニアル世代がパンデミック渦中のアートマーケットを買い支えた。彼らはジュエリーから日本のウィスキーまで様々なコレクタブルアイテムを購入(The Wall Street Journal)
https://www.wsj.com/articles/millennial-buyers-help-global-art-market-survive-the-covid-pandemic-11609779511

英国では美術品を公立美術館・博物館へ寄贈することで、作品の対価が相続税の控除の対象となる制度がある。昨年は約64,000,000英ポンド(約90億円)相当の美術品が公立館へ。(Art Market Monitor)
https://www.artmarketmonitor.com/2020/12/30/arts-council-england-reports-record-65-m-in-works-allocated-to-public-through-inheritance-tax-program/

ギリシャで約2,000坪の元たばこ工場を、巨大なアートスペースへと変えるプロジェクトがある(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/news/tobacco-factory-athens-art-space-neon-dimitris-daskalopoulos-1234579344/

オーストラリア・ゴールドコーストで約50億円をかけ6階建てのコンプレックスビルにギャラリーなどが入居したりするHome of the art(HOTA)が4月10日にオープンする(Artforum)
https://www.artforum.com/news/new-year-brings-new-art-spaces-to-australia-84889

ガゴシアンギャラリーは、サンフランシスコのギャラリースペースを閉鎖し、閉館していたマルシアーノ私立美術館の建物をガゴシアンギャラリーが引き継ぐ。これによりガゴシアンギャラリーは新たな展開を生む可能性がある。(マルシアーノはファッションアパレルのGUESS創業者)(Artforum)
https://www.artforum.com/news/gagosian-closes-san-francisco-gallery-84864

パンデミック後アート市場に何が起こるのか。サザビーズが予測する2021年に起こる8つのこと(Art Market Monitor)
https://www.artmarketmonitor.com/2021/01/22/after-pandemics-rapid-change-sothebys-has-8-predictions-for-2021/

作品購入の支払いにもっとも安全な方法。パンデミックの影響でアート業界でもオンライン取引が増加している。一般消費財と違い一点物の取引の為、トラブルがあった場合に代替え品がない。どのような安全な選択があるのか。(Artsy)
https://www.artsy.net/article/artsy-editorial-secure-ways-pay-art

海外アートフェア情報

スイス・バーゼルで開催されるアートバーゼルは9月に延期(ArtReview)
https://artreview.com/art-basel-postpones-june-2021-edition-moves-to-september-covid-19/

フリーズ ニューヨークは5月に予定通り開催予定。会場サイズなどは縮小化。今まで200近かった参加ギャラリーは今回は66ギャラリー。5月6日ー9日(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/market/frieze-new-york-may-2021-exhibitors-list-1234581425/

オランダのマーストリヒトのTEFAFは9月へ延期。TEFAFニューヨークは2021年度はキャンセルし2022年に延期(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/market/tefaf-2021-schedule-updates-1234582275/

2021年 世界のアートフェア スケジュール一覧(artnet)
https://news.artnet.com/market/art-fairs-2021-1934713

海外アートオークション情報

クリスティーズのオークション売り上げは、昨年比25%減少で$4,4Billion (約4,800億円)。プラベートセール(相対取引)は昨年比57%増で、$1,3Billion(約1,400億円)。合計で$5,7Billion (約6,200億円)。  リリースによると約25億円以上の作品の売買が昨年より活発で100億円以上の作品が3作品売買された。全落札者のうち36%は新規であった(Art Market Monitor)
https://www.artmarketmonitor.com/2020/12/18/christies-announces-preliminary-2020-results-auction-sales-down-25-to-3-4-bn-4-4-m-private-sales-up-57-to-1-3-m/

サザビーズのオークション売り上げは、昨年比27%減少で約3,600億円。プライベートセール(相対取引)は約1,600億円。合計で約5,200億円。(Art Market Monitor)
https://www.artmarketmonitor.com/2020/12/18/sothebys-announces-prelim-2020-sales-at-5bn-auction-down-27-private-sales-up-50/

2月17日 サザビーズ パリ  クリストとジャンヌ=クロードが所有していたアートコレクションがサザビーズのオークションに出品される。 UNWRAPPED-Hidden World。 様々な建造物を梱包してきた二人のプライベートな世界を紐解く(Sotheby’s)
https://www.sothebys.com/en/digital-catalogues/unwrapped-the-hidden-world-of-christo-jeanne-claude?locale=en

3月25日サザビーズ ロンドンのオークションに、1970年代から個人コレクションとなり公開されることのなかった貴重なアーシル ゴーキーとワシリー カンディンスキーがオークションに出品される。(ARTnews)
https://www.artnews.com/art-news/market/gorky-kandinsky-works-to-debut-at-sothebys-1234582189/

3月23日クリスティーズ ロンドンのオークションに、ホアン ミロ、アレキサンダー カルダー、フェルナンド レジェなど総計約25億円を見込む作品が出品される(Art Market Monitor)
https://www.artmarketmonitor.com/2021/01/27/calder-miro-leger-and-more-expected-to-fetch-22-m-in-christies-london-20th-century-art-sales/

コンテンポラリーアート専門 海外オークション情報

2月17日 サザビーズ Paris ジャンクロード・クリスト 個人コレクションセール
https://www.sothebys.com/en/digital-catalogues/unwrapped-the-hidden-world-of-christo-jeanne-claude?

2月25日 クリスティーズ NY First Openセール
https://www.christies.com/en/auction/first-open-20138-nyr/

3月3日 フィリップス NY NewNow
https://www.phillips.com/auctions/auction/NY010121

元クリスティーズ大胡さんがピックアップした海外アートマーケットニュースのページです。コレクターにとって役立つ情報を厳選して月1~2回お届けします。海外アートフェアやオークション情報なども。

著者略歴

大胡 玄(おおご げん)

大学卒業後
1998年 コーンズアンドカンパニーリミテッド
2004年 ニューヨーク大学教育学部スタジオアーツ写真専攻 修士課程修了
2004年 クリスティーズ(NY) 日本・韓国美術部門
2007年 クリスティーズ ジャパン
アジア現代アート及び NY・Londonのコンテンポラリーアート
個人コレクターを中心に美術品全般の出品/落札に携わる
2019年 株式会社アマナ ARTshelfプロジェクト
2021年 大胡アートアドバイザリー合同会社 設立

現代アフリカ文庫:アフリカ・リミックス 多様化するアフリカの現代美術

書名:アフリカ・リミックス 多様化するアフリカの現代美術 AFRICA REMIX: Contemporary Art of a Continent
発行年:2006
発行:森美術館
種類:展覧会図録
言語:日本語
会場・開催期日:
森美術館 2006年5月27日−8月31日
クンスト・パラスト美術館(デュッセルドルフ、ドイツ) 2004年7月24日―11月7日
ヘイワード・ギャラリー(ロンドン、イギリス) 2005年2月10日―4月17日
ポンピドゥー・センター 国立近代美術館(パリ、フランス) 2005年5月24日―8月8日
ストックホルム近代美術館(ストックホルム、スウェーデン) 2006年10月14日―2007年1月14日(注1)
ヨハネスブルグ・アート・ギャラリー(ヨハネスブルグ、南アフリカ共和国) 2007年6月24日―9月30日(注2)

25カ国総勢84名のアーティストを展示した国際巡回展の東京会場カタログ。日本では東京・森美術館にて開催。チーフ・キュレーターはシモン・ンジャミ(Simon Njami)、日本展監修は国立民族学博物館(元世田谷美術館)の川口幸也
当時既に国際的に地位を確立していたガーナのエル・アナツィ(El Anatsui)、ピゴッツィ・コレクションからコンゴのシェリ・サンバ(Chéri Samba)やシェリ・シェラン(Chéri Cherin)、アパルト・ヘイト後の南アフリカで政治的メッセージも扱ってきたジェーン・アレクサンダー(Jane Alexander)やウィリアム・ケントリッジ(William Kentridge)、2007年のヴェネツィア・ビエンナーレのアフリカ館で世界の注目を集めることになるナイジェリア系イギリス人のインカ・ショニバレMBE(Yinka Shonibare MBE)(注3)、2019年の同ビエンナーレでマダガスカル館を担当することになるジョエル・アンドリアノメアリソア(Joël Andrianomearisoa)など、世代・地域・バックグラウンド全てにおいて実に多様なアーティストが参加している。
シモン・ンジャミは、かねてより『大地の魔術師たち』展で提示されてきたアフリカ像に異議を唱え、美術展をキュレーションするほか、美術雑誌レヴュ・ノワール(Revue Noir)を創刊して都会的で多様なアフリカ観を提示してきた(注4)。アフリカに関する美術展において独学のアーティストばかりが選出されてきたことだけでなく、「アフリカ」と一括りにしたイメージにおける、サハラ以南の地域(いわゆるブラックアフリカ)への偏ったフォーカスや宗教的多様性の無視を問題視しており(注5)この展示では地域や教育背景についても包括的な人選がなされた。「アフリカ」と入ったこの展覧会タイトルも当初ンジャミが望んだものではなく、最終的に図録の序文のタイトルとなる「混沌と変容(Chaos et métamorphoses)」を展覧会自体のタイトルとして提案していた(注6)。
エッセイパートも、『大地の魔術師たち』のディレクター、ジャン=ユベール・マルタン(Jean-Hubert Martin) が当時のキュレーション方針を振り返るエッセイをはじめ、様々な立場のキュレーターや学者による多様な角度からの論考が収録されており大変充実している。『大地の魔術師たち』以降、ピゴッツィ・コレクションとは異なる立場でアフリカ表象を作ってきた人々の06年の現在地が分かる。東京展図録には、川口幸也による戦後日本におけるアフリカ美術の受容についてのエッセイも掲載されている。

注1:“Africa Remix”, Moderna Museet, https://www.modernamuseet.se/stockholm/en/exhibitions/africa-remix/(最終アクセス2021年1月14日)
注2:“Africa Remix: Contemporary Art of a Continent, Johannesburg Art Gallery, South Africa”, CAACART: The Jean Pigozzi Collection, Web, http://www.caacart.com/pigozzi-exhibition.php?i=Africa-Remix:-Contemporary-Art-of-a-Continent,-Johannesburg-Art-Gallery,-South-Africa&m=223(最終アクセス2021年1月14日)
上記二会場での開催期日は、日本語カタログに掲載されている開催予定期とは異なる。
注3:当時。インカ・ショニバレは2004年にMBE(大英帝国勲章五等勲位)を受勲され、2019年にCBE(大英帝国勲章三等勲位)の称号を授与された。
注4:“New Website for Revue Noire”, Revue Noire [blog post], https://www.revuenoire.com/en/new-web-site-for-revue-noire/
注5:シモン・ンジャミ、「混沌と変容(カオスとメタモルフォーズ)」、『アフリカ・リミックス:多様化するアフリカの現代美術』、森美術館、2006年、p.10
注6:Phillipe Dagen et Serge Michel, «L’art africain» sous le regard de l’Occident, Le Monde Hors-Série, Art, Le printemps Africain, Mai-Juin 2017, p.63

6 ごあいさつ デヴィッド・エリオット
8 アフリカ大陸の地図 Map of Africa
9 混沌と変容(カオスとメタモルフォーズ) シモン・ンジャミ
20 アフリカ、展覧会、暗闇の恐怖 デヴィッド・エリオット
26 アフリカ美術の受容 ジャン=ユベール・マルタン
36 アフリカは北から始まった…… アブデラワハブ・メデブ(マリー=ロール・ベルナダックとの対話)

図版 Plates (章解説:シモン・ンジャミ)
45 アイデンティティと歴史 Identity & History
79 身体と魂 Body & Soul
113 都市と大地 City & Land

162 メイド・イン・アフリカ ジョン・ピクトン
172 アフリーシュ(アフリカという、荒地(フリーシュ)) ジャン=ルー・アンセル
178 アーフリークィヤ(AH-FREAK-IYA):現代アフリカ音楽を聴くために ルーシー・デュラン
180 アフリカ映画における自己表現 マンティア・ディアワラ
186 ジャンルが交錯するパフォーマンスーー演劇から儀式へ、あるいは混沌の美学 ベルナール・ミュレ
193 ファッションとアフリカの理念 フディタ・ヌラ・ムスタファ
199 マルチプレーヤー――アーティスト主導とキュレーターのリレーによるプロジェクト クレモンティーヌ・ドゥリス
207 戦後日本におけるアフリカ美術の受容――その歴史的概観 川口幸也
219 作家略歴および解説 Artists’ Biographies
250 主要参考文献 Selected Bibliography
253 作品リスト List of Works
265 執筆者略歴 Essay Writers’ Biographies

付属CD-Rom
サンプラー(現代アフリカ美術の語彙解説(インデックス付き))Sampler (Terminology of Contemporary Art) with index
作家略歴および解説 Artists’ Biographies
主要参考文献 Selected Bibliography

著者略歴

中村 融子 | Nakamura Yuko

京都大学大学院アジアアフリカ地域研究研究科アフリカ地域研究専攻博士課程。東京大学法学部卒業。美術史・人類学の手法を用いて、主にアフリカ現代美術を研究する。美術制度史やアートエコシステムに焦点を当て、近代的美術制度の中心と辺境、陶芸史、現代陶芸もテーマとして扱う。キュレーター、講演等の活動を行っている。
著作に「アートシーンのフィールドワークー現代アフリカ美術を取り巻く場と人々」『現代アフリカ文化の今 15の視点から、その現在地を探る』(青幻舎)がある。
https://www.instagram.com/ottk128/