【 タグコレ企画 】現代アートとのおしゃべりツアー @ 東京オペラシティ「今津景 タナ・アイル 」+ インドネシア料理「レレ」(3/8)

「 現代アート × グルメ 」新たな発見を一緒に楽しむランチ鑑賞ツアー

現代アートとのおしゃべりを楽しむ企画 第二弾として、東京オペラシティにて現在開催中の「今津景 タナ・アイル」展を巡り、アートと美食を同時に体験するランチ鑑賞ツアーを開催します。本展覧会には当コレクションからも作品を1点貸し出しております。

このツアーでは、参加者のみなさんと感想や気づきをシェアしながら展覧会をじっくり鑑賞した後、展示内容にちなんだインドネシア料理を堪能しに行きます。アートのことが詳しくなくても楽しめるツアーですので、どなたでもお気軽に是非ご参加ください!

Memories of the Land / Body, 2020 タグチアートコレクション蔵 Courtesy of ANOMALY

現代アートなひととき

インターネットやデジタルアーカイブといったメディアから採取した画像を、コンピュータ・アプリケーションで加工を施しながら構成、その下図をもとにキャンバスに油彩で描く手法で作品を制作し、近年国内外で注目を浴びている今津景さん。今回が、初めての大規模個展となります。

初めてインドネシアへと訪れた頃の話、ジャワ島での出産を通じての話など、大きく5つのテーマに分けられた展示室を今津さんの言葉を元に1時間ほど鑑賞していきます。

photo by Keizo Kioku

グルメなひととき

展覧会を楽しんだ後はインドネシアレストランへと移動してのランチ!
実は、今津さんは2017年以降インドネシアへと生活の拠点を移しているアーティスト。タイトルにある「タナ・アイル」とは、インドネシア語で「タナ(Tanah)」が「土」、「アイル(Air)」が「水」を指し、二つの言葉を合わせると故郷を意味する言葉でもあります。そして、今回の展覧会では…

「ナマズはレレと呼ばれていて、素揚げにされて屋台などでよく食べられている。レレを食べると、驚くほど泥の味がする。それはナマズだからまぁそうだろうと思う。私は本当に魚好きで、日本では刺身も醤油をつけないでも食べるほどだけど、インドネシアでよく食べられているレレやグラメはなかなか慣れない。」(展覧会リーフレットより)

といった、インドネシアの郷土料理「レレ」の話が登場します。ふだん食べる機会がなかなかない異文化の味わいを堪能する絶好のチャンスです…!
アートの余韻とともに、みなさんで勇気を出して新しい食体験にも挑戦しに行きましょう。

photo by Keizo Kioku

日 時:2025年3月8日(土)10:30 〜 13:30
場 所:東京オペラシティ アートギャラリー[ギャラリー1, 2]
アクセス:京王新線 「初台」駅 東口下車(徒歩5分)
参加費:無料
    ※ 展覧会チケットは別途ご購入ください(チケット代 一般 1400円 / 大・高生 800円 / 中学生以下無料)
    ※ ランチご参加の場合はランチ代も別途ご用意いただきます
募 集:15名(小学生以上)小さなお子様をお連れでも参加可能です。お気軽にご参加ください。
申 込:peatixより(https://peatix.com/event/4285058
    ※定員に達し次第募集終了    
内容: 
・作品鑑賞おしゃべりツアー(10:30 〜 11:30)
(休憩・自由鑑賞後、レストランへと移動)
・インドネシア料理 ランチ @ CINTA JAWA CAFE(12:30 〜 13:30)

※ 10分前の10:20に東京オペラシティアートギャラリー、エントランスにお集まりください。
※ ランチは「レレ」以外のインドネシア料理もご注文いただけます。 
※ おしゃべり鑑賞ツアーのみのご参加も可能です。

※ 当イベントは、タグチアートコレクション企画によるものです。
お問い合わせにつきましては下記メールよりお問い合わせくださいませ。
お問い合わせ:小田川悠、田辺梨絵(タグチアートコレクション 教育普及活動担当)
       artsplus.office@gmail.com

対象展覧会:「今津景 ナタ・アイル」
2025年1月11日(土) ~ 3月23日(日)
東京オペラシティアートギャラリー [ギャラリー1, 2] 
〒163-1403 東京都新宿区西新宿3丁目20-2 東京オペラシティタワー3F
https://www.operacity.jp/ag/exh282/


Courtesy of ANOMALY

今津 景(いまづ けい
1980年山口県生まれ。インドネシアのバンドン在住。2007年に多摩美術大学大学院美術研究科を修了。2009年「VOCA2009」佳作賞、2013 年絹谷幸二賞奨励賞を受賞。
国内では「六本木クロッシング2019展:つないでみる」(森美術館)や、「あいちトリエンナーレ2019」などの展覧会に参加。2020年フランスの「Prix Jean François Prat」ファイナリストに選出され、2022年には「ドクメンタ15」に参加。2024年には「昌原彫刻ビエンナーレ」(韓国)、「バンコク・アート・ビエンナーレ」(タイ)に参加するなど、国内外で大きな注目を集め、精力的に活動を行っている。

ANOMALY
https://anomalytokyo.com/artist/kei-imazu/