開催レポ 【 ミネバネ!現代アート タグチアートコレクション展 】 夏休み特別企画 プロジェクションマッピング holes and buildings(AKITA)& シルクスクリーンプリントイベント 金氏 徹平(8/15-16)
「ミネバネ!現代アート タグチアートコレクション」展、夏休み特別企画として、金氏徹平によるプロジェクションマッピングを、8月15日(金)と16日(土)の2日間、秋田県立美術館エントランス前にて開催いたしました。

プロジェクションマッピングのイベント前からは、お持ち頂いた洋服やバッグなどに、金氏さんオリジナルの版によるシルクスクリーンプリントができるスペースも併設。秋田市内に版画アトリエと教室を構えていらっしゃる伊藤由美子さん(いとう版画工房)と、秋田美術大学の学生さんらみなさんのサポートによって運営されました。

シルクスクリーン4版から、好きな絵柄とインクの色(ピンク、黒、紫、緑、黄、水色)を選んで頂き、刷って、ドライヤーで乾かし、インクのついた版は丁寧に水洗の繰り返し。
2日目ともなると、初めましてだった学生同士の友情と、どこでも出張開催できそうなほどのチームワークが自然と生まれ、少しずらしての2色刷りの対応も。シルクスクリーンがどういうものかを、体得できる良ききっかけともなっていました。


「シルクスクリーンプリントをしに来ました!」と、スタートと同時に楽しみにいらっしゃった方の姿も。とりわけ今回、秋田にちなんで特別に作成いただいた「ナマハゲ」 。やはり秋田は、ナマハゲがダントツの人気だったようです!



お盆休みとも重なったこの2日間。県立美術館のある”なかいちエリア”のにぎわい広場では、両日ともにクラフトビールフェスが開催されていたこともあり、プロジェクションマッピングが始まるとすぐに、偶然通りかかった多くのみなさんが「なんだなんだ?」と、引き寄せられるように会場へ。

秋田のご当地キャラクター「ニャジロウ」「与次郎」「三郷のミズモ」の姿も。


全5種の映像は、金氏さんと舞台映像デザイナー山田晋平さんとで撮影編集されたもの。壁いっぱいに絵の具がニュルっと出てきたり、穴から手が出て楽器を鳴らすのも、最先端でSF的な話ではなく、普段の生活の中でも目の当たりにしたことがあるような物たち。けれども、普段ではありえない巨大な壁へと投影されるスケール感の不思議さに、みなさん足を止め、映像の世界へ静かに釘付けになっているのが印象的でした。

とりわけ子どもたちは、予測外の動きを見せる映像に駆け寄って大はしゃぎ!

ドロドロの液体が垂れ落ちる映像が幕間のように全壁面を覆うと、そこから逆再生で幕が上がり、新しいプロジェクションマッピングのスタートとなります。


映像の合間には、20分間ほど「ライヴ!」と題して、リアルタイムに投影されたテーブルの上で、金氏さん自らコラージュのイメージを移動させたり、マスキングテープで線を引いていきます。


壁へ投影されたさまざまイメージが金氏さんの手によって自由に動かされると、子どもたちも追いかけ廻し、まるで子どもたちの動きを、金氏さんが操っているようにも。

「こっちへ来て、書いてもいいよ〜」と、金氏さんから優しく声をかけられた子どもたちは、安藤忠雄建築の美術館壁面に思う存分、プロジェクター越しのイタズラ書き!こんな体験ができてしまうのもプロジェクションマッピングだからこその遊び。

「ミネバネ!」展は、会期を通じて累計2万人を超える来館者数となりましたが、プロジェクションマッピングは、普段美術館へと足を運ばない多くのみなさんへも、来館とはまた違った形で、アートと出会うことで心動く体験を、一瞬でもお届けできる機会となれたのではないでしょうか。
日本列島全国的に記録的な猛暑が続く中での刺激的で、クラフトビールも美味しい秋田での2日間でした。将来、子どもたちが大人になった時に県立美術館へと来て「壁にイタズラ書きしたよね〜」という、一夏の思い出となってくれていましたら…!
プロジェクションマッピングの様子はこちら
https://youtu.be/8hPV2x02x7
夏休みアートワークショップ「ミネバネ!」展 記録動画はこちら
https://youtu.be/YdWL1uCIBaE
教育普及研究員 小田川 悠
「ミネバネ!現代アート タグチアートコレクション」展
2025年7月19日 - 2025年9月7日
秋田県立美術館、秋田市立千秋美術館
【夏休み特別企画】
プロジェクションマッピング 金氏 徹平《 holes and buildings(AKITA)》2025
日時:2025年8月15日(金)、16日(土) 各日とも19:00~21:00(荒天中止)
会場:秋田県立美術館エントランス前
観覧:無料
共同制作:山田晋平(舞台映像デザイナー)
主催:一般社団法人アーツプラス現代芸術研究所
【同時開催】
⾦⽒徹平 シルクスクリーンプリントイベント
⽇時:8⽉15⽇(⾦)、16⽇(⼟)各⽇とも17:00〜21:00(荒天中⽌)
会場:秋⽥県⽴美術館前屋外スペース
料⾦:1ヶ所につき、⼩ 500円/⼤ 1,000円
協⼒:いとう版画⼯房
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そして、会期中に街中へもholos and buildingsのステッカー作品を点在させていた「どごだべ?まちなかアート探し!by ⾦⽒徹平」も、一挙ご紹介します。



No.1 秋田駅前大屋根通り (ヒント:大きな屋根の通り)


No.3 トラストワンビル 21 (ヒント:穴が空いているみたいなビルだね?)


No.4 ティールーム陶/食器のさかいだ (ヒント:ティールームがある食器屋さん)

No.5 仲小路コーヒー&ワイン (ヒント:青いハートのあるカフェワインバー)

No.6 さきがけニュースカフェ (ヒント:東北の新聞が読めるカフェ)


No.7 秋田市文化創造館 (ヒント:元々美術館)

No.8 ココラボラトリー (ヒント:近くに、マリア観音様…?)

No.9 Atle DELTA (ヒント:世界と地域をつなぐ三角州)

No.10 AKITA”KARA “ (ヒント:秋田(〜)何かが生まれていく)

美:秋田県立美術館

美:秋田市千秋美術館
「どごだべ?まちなかアート探し!by 金氏徹平」
⽇時:2025年7月19日(土)〜 9月7日(日)
会場:秋⽥市内各所
観覧:無料
主催:一般社団法人アーツプラス現代芸術研究所

